観光バス洗車。バケツ半分の水で洗車できるってホント?

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観光バス洗車。バケツ半分の水で洗車できるってホント?

春の訪れも間近。暖かくなるとどこかに旅行に抱掛けたくなるものです。
旅行というと、観光バスでの旅行もいいですよね?
電車のように時間を気にせず、乗り継ぎがなく便利な乗り物の一つです。

この観光バスを使っての旅行で、よくいつもボディーがきれいになっているのに感心させられるという方も多いのではないでしょうか?

ガイドさんに聞くと実はこれ、バスの運転手さんが休憩時間を利用して常に洗車や掃除をしているというのです。
しかもバケツの水で・・・。

想像もつかないその感心させられる掃除方法とは。

観光バス 洗車 駐車場

◆観光バスはいつ洗車や掃除しているの?

観光バス 洗車 駐車場

基本的に1日の業務が終了したら、会社の車庫で洗車掃除をします。
翌朝からの次のお客様が乗車する為にその日に終わらせておきます。
万一、観光バスの増便や故障トラブル代車としていつ出庫してもいいようになっています。

今は、バスの天井も洗えるよう自動洗車機を導入している所が増えてきましたが、観光バスのボディーだけは基本的に手洗い洗車が原則だそうです。

観光バスの洗車は、どのくらいの時間かかるの?

自動洗車機を除き、手洗い洗車の場合は急いで洗車しても1時間はかかります。
また、室内の掃除はガイドさんが居れば、外の洗車と並行して出来るからいいのですが、最近では運転手1人が多くなり、室内の内窓、床、座席、カーテン、窓の縁、荷物棚など念入りに行いますので、定員54~60人の観光バスだと1時間以上かかります。

運転手はその洗車掃除も仕事の範囲内でありますが、洗車手当や残業代は支給されていないのが普通です。

では毎回どんな洗車方法をしているの?

観光バス 洗車 駐車場

旅先の旅館駐車場で薄暗い中、よく洗車しているのを見かけている方も多いと思いますが、
手洗いの順序としては、

1.前後左右の4面外窓の水洗い
2.前後左右のボディーの水洗い
3.タイヤホイール4本の水洗い
4.ガラス窓やボディーの水切り(拭き取り前の水切り)
5.ボディーの拭き上げ

これが、最小限で行う観光バスの洗車順序です。
(路線バスの洗車はほとんどが自動洗車機使用です)

因みに天井は高所作業のため車庫以外では行いません。

バケツ半分の水で観光バスを洗車する?!

観光地の駐車場などでは、水道も水道水もない所がほとんどです。
そこでバケツの水で洗車する方法とはどういう方法か紹介します。

洗車の流れ

バケツはオイル缶の空を利用します。

観光バス 洗車 駐車場

窓掃除にはスポンジと平ゴムが付いたものを使います。

観光バス 洗車 駐車場

スポンジ側で汚れを落とします。

観光バス 洗車 駐車場

水で濡らしたスポンジ側で、汚い窓をこすります。
夏など、炎天下の時は直ぐ乾いてしまうので、乾かないうちにに素早くやるのがコツです。

ゴム側で、上から下へ1回で水を切ります。

観光バス 洗車 駐車場

ポイントは、拭き残しが無いよう上から下へ1回で済ませる。
水の残りがあったから・・・といって同じ場所は撫でないようにします。
この作業を窓1枚毎やっていきます。

ボディー洗車はスポンジを使用します。

観光バス 洗車 駐車場

ポイントとして、スポンジの面にだけ水をつけます。
柄まで浸けてしまうと水が無駄になってしまうので気を付けましょう。

観光バス 洗車 駐車場

おおよそ2m感覚か、又は窓4枚分の幅で上から横方向に撫でるように擦ります。
この時も、熱さで乾かないように素早く洗うのがコツです!

水切りハケで、汚い水滴を落とします。

観光バス 洗車 駐車場

上から下へ水滴を落としていきます。
この場合、乾いてしまったらアウトです。
その時にはすぐ拭き取り準備に移りましょう。

タオルで拭き取ります。

観光バス 洗車 駐車場

亀の子タワシに水を含ませタイヤを洗う。

観光バス 洗車 駐車場

ホイルはスポンジに水を含ませて一気に洗う。

観光バス 洗車 駐車場

必要に応じ、タオルでホイール~タイヤの順で拭き取る。

観光バス 洗車 駐車場

これで洗車拭き取り作業は完了です。
多少の汚れが残った場合は、きれいなタオルで拭き取ります。

観光バスはとにかく背が高い!前から後ろまで長い!ので乗用車と比べものにならないくらい労力と時間がかかります。

しかし、水はというとバケツの半分で済んでしまいます。
これは、東日本大震災の時に応用編で習得しました。
水不足の中、いかに節約できるかを運転手の間で検討した結果です。

また、この作業は30分で完了してます。
お客様待ちの短い時間などで活躍できる作業だと思います。

バスの運転手さんもそうですが、チョット頭を捻ってみると労力・水・時間に限らず、短縮できることがたくさん見つかると思います。

これをバス洗車に限らず、乗用車でも活用すればかなりの短縮になりますよね?
なにげない日常生活に参考になれば幸いです。

きれいな車両で今日も一日気持ちよく走り続けましょう!


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